- 口下手を直したい
- スマートな話し方を知りたい
- 知的な話し方を身につけたい
会議やプレゼンで伝えたいことがあるのに上手く話せないよ…
どんな高学歴で、立派な資格を持っていたとしても口下手なだけで印象が悪くなってしまうのはもったいないね。
ビジネスでの印象をグンとアップさせるスマートな話し方
ビジネスシーンにおいて、話し方が重要になるシーンは多々あります。
- 立派な学歴があっても
- いくつも資格があっても
- どんなに仕事ができても
口下手なだけで頭が悪い人、信頼できない人に見えてしまうかもしれません。
今回は、口下手に思われてしまう人の特徴や、反対にスマートな話し方ができる人の特徴について紹介します。スマートで知的な話し方を身に着ける方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
口下手はビジネスに不利!頭が悪く思われる話し方
口下手とは、言いたいことをうまく伝えられない人のことを意味します。
面接や会議、プレゼンの場で言いたいことを明確に伝えられなければ、何を言っているかわからず、相手を混乱させてしまいます。
- 言いたいことが整理できていない
- 説明不足で伝えたい意味が分からない
- 会話の流れやたとえ話が理解できていない
などの特徴は、頭が悪い人だと思われるかもしれません。頭が悪いと思われる話し方は何を指すのか、自分に思い当たる部分がないかチェックしてみましょう。
- 言いたいことが整理できていない
- 説明不足で伝えたい意味が分からない
- 会話の流れやたとえ話が理解できていない
- 感情だけで物事を判断している
言いたいことが整理できていない
頭に思い浮かんだことを整理せずに口に出すと、話にまとまりがなく、「結局何が言いたいの?」と思われてしまいます。
とくにビジネスシーンでは、結論から話すのが基本です。相手の質問に的確に回答し、すぐに現状を把握できるように言葉を選びましょう。
やり取りに余計な時間がかかり、相手にストレスを与えてしまうこともあります。言いたいことはすぐに口に出さずに
- 結論を先に用意できるか
- 相手が何を求めているのか
- 相手が今どのような状況か
などを判断した上で、わかりやすく伝える習慣を身につけましょう。
説明不足で伝えたい意味が分からない
自分が言いたいことだけを伝えると、説明不足すぎて本来伝えたかったことが伝わらなくなってしまいます。
上記の「言いたいことが整理できていない」にも通じるポイントではありますが、相手がどこまで理解しているのか、どの部分の説明が必要かを判断しながら話さなければなりません。
反対に、説明しなければと考えすぎるあまり、話しが脱線しすぎてしまう人もいます。脱線しすぎると、主題がぼやけてしまい、こちらも伝えたいことが伝わらない原因に。
自分だけで何を言うか決めつけてしまうのではなく、相手との会話の中から、何を理解していて、どの部分を補う必要があるのか、よく考えなければなりません。
会話の流れやたとえ話が理解できていない
相手との会話の流れや、たとえ話が理解できていないと、客観的に見ると意味不明な回答をしてしまいます。同じような会話でも、
- 誰と話しているか
- どんな状況で話しているか
- 話し相手は何を求めているか
によって、用意すべき言葉は大きく変わります。
また、たとえ話を真に受けてその部分に反応してしまうと、会話が進まず、相手をイライラさせてしまいます。
会話をうまく進めるためには、話し方のテクニックを身に着けることも大事ですが、普段から意識して相手の言っていることによく耳を傾けなければなりません。
会話がうまいと感じる人、スマートな話し方をしていると感じる人が、どんな受け答えをしているのかチェックしてみましょう。
感情だけで物事を判断している
自分の感情だけで物事を判断して会話の返事をしていると、ひとりよがりな印象を抱かれてしまいます。
根拠はないのに自分の好き嫌いだけで判断したり、自分が納得できないことに対して無意味に否定したり、部下を感情的に怒鳴ったりしていると、
- 話が通じない
- 会話ができない
- 頭が悪そうだな
と思われてしまいます。
ビジネスシーンでは客観的な事実が重要です。好き嫌いや個人的な感情だけで仕事をしていると、円滑に作業が進まなくなってしまいます。
個人の意見を求められることもありますが、あくまでも客観的事実をふまえてどう思うかを問われているのであって、感情的な話がしたいわけではないということを理解しておきましょう。
反対に、自分の感情と客観的な事実をわけて考え、意見を伝えられるようになれば、スマートな印象を持ってもらえるでしょう。
スマートな話し方とは?頭がよく見える人の3つの特徴!
頭が悪く思われてしまう話し方の特徴を紹介しましたが、反対に、スマートな話し方にはどのような特徴があるのかもチェックしてみましょう。
まわりにこのような話し方をしている人がいたら、よく観察し、真似できる点を積極的に取り入れてみてくださいね。
- 語彙が豊富にある
- 丁寧で正しい言葉遣いができる
- 論理的思考ができる
語彙が豊富にある
語彙が豊富にあると、さまざまなシーンで適切な言葉を選べます。
頭がいい人の話し方の特徴として、「説明がうまい」という点がありますが、これは語彙が豊富だからでもあります。
ある状況や言葉を知らない人に対しても、すぐに適切な言い換え、説明ができます。聞いている人も会話につまずいたり、「それって何ですか?」と聞いて話を中断してしまうこともありません。
知識が豊富にあれば説明や言い換えができるようになるのはもちろん、「この人は何を聞いても知っていて頭がいい!」と思ってもらいやすくなります。
豊富な語彙を身に着けるのは簡単なことではありませんが、日々さまざまな言葉に触れることで、少しずつ自分のものにしていきましょう。
丁寧で正しい言葉遣いができる
丁寧で正しい言葉遣いができる人は、スマートな印象を持たれやすいです。
上司や取引先の前で丁寧な言葉遣いをすることはもちろん大切ですが、とっさに丁寧な言葉を出そうと思ってもなかなか出てこないことも多いです。
普段話していると、「えっと」「まじで」「やばい」などの言葉を使うことも多いですが、ビジネスシーンでこれらの言葉を多用しすぎると、学生気分が抜けていない、頭が悪いといった印象を抱かれてしまいます。
上記で豊富な語彙を身に着けることは大切と説明しましたが、それには時間がかかります。語彙を身に着けると同時に、正しい言葉遣いも身に着けていくよう、本を読むなどの努力も必要です。
論理的思考ができる
頭がいい人は、論理的な思考をした上で話し始めています。
意見を求められた際も、自分の感情や思い立ったことを口に出すのではなく、「このようなデータがあるので、こうだと言えます」と、あくまでも客観的に、誰が聞いても納得できる意見を出せます。
話の内容に説得力があり、上司や部下、取引先や顧客にも信頼されやすく、昇進したりリーダーになったりしやすいのも特徴です。
論理的思考力を身に着けるためにも時間がかかりますが、日々の練習と実践次第では十分マスターできます。これから紹介する、知的な話し方を身に着ける方法を実践してみましょう。
ビジネスで役立つ知的な話し方を身に着けるには?
知的な話し方ができれば、ビジネスシーンで大いに役立ちます。
- 上司に信頼される
- 取引先との商談がうまくいく
- 部下に指示を聞いてもらいやすくなる
など、自分やチーム、企業全体によい結果をもたらせるでしょう。知的な話し方を身に着けるために何ができるのかを紹介します。
- 本をたくさん読む
- 美しい文章を朗読する
- 実践で練習を重ねる
本をたくさん読む
豊富な語彙を身に着けるために、読書は欠かせません。
ビジネスに役立つ知識やアイデアを得られるという大きなメリットがあります。
- 小説
- エッセイ
- ビジネス書
など、自分が興味を持てるジャンルで構いません。読書をすると語彙力が身に付くだけでなく、文章の表現力や語彙力がアップし、より効果的なプレゼンテーションやコミュニケーションが可能です。
さらに、本を読むことで論理的思考力や問題解決力も向上するため、ビジネスにおいて必要なスキルを身に着いていくでしょう。
当ブログでは、話し上手になりたい方に向けて、おすすめの話し方のビジネス本を紹介しています。今すぐ知的な話し方を学びたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみましょう!
美しい文章を朗読する
朗読によって、文章のリズムや言葉のニュアンスを正確に理解し、表現力を向上できます。
正しい言葉を使っている文章を朗読することで、とっさに美しい言葉が口から出てくるようになります。美しい文章が用いられているエッセイやコラムなどの文章を朗読してみるのもいいでしょう。
朗読する際は、実際の会話を想定して、相手に聞かせるよう、ハキハキと相手にしっかり響くような声の出し方を心がけることも大切です。
実践で練習を重ねる
知的な話し方をマスターするには、知識や語彙のインプットも大切ですが、アウトプットも積極的に行う必要があります。
会話の練習は、やはり実践が一番です。とはいえ、仕事中に会話の練習をするのは難しいので、話し方教室などで実践を想定して話し方のテクニックを身に着けていくこともおすすめです。
話し方教室は、ただテクニックを教えてくれるだけの教室ではなく、実戦形式でアウトプットができる教室を選びましょう。
頭が悪そうな話し方から卒業!スマートな話し方を身に着けよう
どんなに仕事ができても、口下手なだけで頭が悪く思われ、信頼されなくなってしまうこともあります。
話し方はビジネスシーンにおいて非常に重要な役割を担っているため、今よりさらにステップアップしたいなら話し方のスキルを高めることも意識しましょう。
話し方教室は多数ありますが、その中でもビジネスシーンを想定した実践型のトレーニングができるのが、コミュトレです。
- スピーチ
- マネジメント
- ディスカッション
- リレーションシップ
など、コミュトレではビジネスシーンにおける悩み別にさまざまなコースが用意されています。膨大なデータを集め、実際のビジネスシーンに近い形で他の受講生とトレーニングができるのも魅力です。
ビジネスシーンで役立つ話し方のスキルを効率的にマスターしたい方は、コミュトレもぜひチェックしてみてくださいね。