- カラオケで思うように歌えない
- 喉を痛めてしまう行動を知りたい
- 歌う前にやってはいけないことを教えてほしい
大勢のカラオケでは思うように歌えなくなるのはなんでだろう?
もしかすると、喉のコンディションが悪いかもしれないね。
いつもは上手く歌えているのに調子が出ないときは、普段の行動を思い返してみよう。
あなたはなぜ思うように歌えないのか?
カラオケで好きな歌を気持ちよく歌いたいのに思うように歌えない、とお悩みの方のために、歌う前にやってはいけないことを3つ紹介します。
- 高音が出ない
- 大きな声を出せない
- すぐに声が枯れてしまう
というのは、もとから音痴なのではなく歌う前のちょっとした行動が原因かもしれません。
カラオケでよくやってしまいがちなNG行動について理解して、思う存分歌える環境を整えましょう。
正しい発声ができない本当の原因とは?
正しい発声ができないのは、肺活量が少ないからでも、リズム感がないからでも、喉が弱いからでもないかもしれません。喉のコンディションが整っていれば、その人が本来持つ力で歌いあげることができます。
反対に喉のコンディションが悪いまま歌うと、普段ボイトレをしているミュージシャンでも、歌い慣れた歌であっても、満足のいく歌い方ができなくなってしまいます。
喉のコンディションは体調や季節、精神状態によっても左右されますが、ちょっとした行動が喉に影響を与えることもあります。
「いつもは上手く歌えているのに今日はなんだか調子が出ない…」と思った経験がある方も多いのではないでしょうか。
普段の行動とその日の行動で何が違うのか考えてみてください。喉にダメージを与える行動をしていると、知らず知らずのうちに思うように歌えなくなってしまいます。
たとえば、体調が優れないのに無理に声を出すと、咳などで炎症を起こしている喉にさらにダメージを与えてしまいます。刺激の強い食べ物を食べた、かえって喉が乾燥する甘い飲み物を飲んだなども喉へのダメージの原因になります。
プロの歌手でない限り常に喉に気を使って生活するのは難しいですが、カラオケに行く前には喉のダメージを最小限にしておくようにしましょう。
1.病中における発声
風邪の初期症状として喉の痛みを感じる方は多いです。
体内にウイルスが入ると、体はそのウイルスに対抗するために粘膜に免疫細胞が集まります。その際に炎症が伴い、のどなどの粘膜が熱くなる、腫れる、痛みが出るなどの症状が出ます。
そんなときにカラオケなどで無理に大きな声を出すと、乾燥しやすい喉がさらに乾燥する、息をたくさん吐くときに声帯がダメージを負うなど、いつも以上に喉が傷ついてしまいます。
風邪を引いているときには体のだるさや熱、さらに感染対策としてカラオケは控える方は多いですが、風邪の弾き始めの喉の痛みも甘く見ないようにしましょう。
また、風邪ではなくても冬場の乾燥した空気や暑い季節のエアコンによる乾燥は喉には大敵です。ちょっとしたことで喉の粘膜は乾燥してダメージを負いやすくなっています。
喉に少しでも違和感があるときはできるだけ声を出すのを控え、喉のケアを徹底しましょう。
2.エンタメによる絶叫
遊園地やテーマパークに行くと、絶叫マシンやお化け屋敷などで大きな声を出す場面がたくさんあります。
他にも、スポーツ観戦やライブに参加して熱中するあまり大声で応援していた、アーティストと一緒に歌っていたということもあるでしょう。
大きな声や悲鳴を上げること自体がストレス発散にもなりますが、喉へのダメージは計り知れません。とくに、かん高い声をいきなり出すことで喉を傷めつけてしまいます。
とは言っても、普段から喉を大切にしていてもこのような場面で自分を抑えて大きな声を出さないのは難しいですよね。
ときにはストレス発散のために大声を出したり、一体感を楽しむために声援を送ったりすることも大切です。ですがその後はきちんと喉のケアをして、数日はカラオケなど喉を酷使する場所にはいかないことをおすすめします。
3.喉に悪影響を与える食べ物や飲み物
カラオケに行くとドリンクやフードを注文することも多いですよね。このドリンクやフードの選び方でも喉への影響は大きく変わります。
喉に悪影響になるドリンク、フードを選んでいないか思い出してみてください。
- 刺激が強い柑橘系のジュース
- のどを乾燥させる烏龍茶
- 乾燥や刺激につながる炭酸飲料
- のどにはダメージの大きいアルコール
ついこれらのドリンクを飲んでいませんか?フードを注文する習慣がついている方は、次にカラオケに行くときは内容を変えてみましょう。
食べ物
カラオケも最近はフードメニューが充実しており、レストランのような豊富な種類から好きな料理を頼めるところも多いです。
事前に購入した食べ物を持ち込めるカラオケもあり、長時間歌いたい、大勢でおしゃべりや歌を楽しみながら過ごしたい人にとってはフードは欠かせません。
ですが、何気なく選んでいる食べ物が喉に悪影響を与えているかもしれません!
たとえば甘いスイーツや塩気の強いスナック菓子などは、喉を必要以上に乾燥させてしまいます。カラオケのフードメニューで定番の揚げ物も強く味付けされているものが多く、喉の乾燥だけでなく喉への刺激にもつながります。
つい飲み物を飲むのを忘れて歌っていると、普段通りに歌っているつもりでもいつも以上に喉にダメージを負う結果に。
カラオケにはみんなで盛り上がれるロシアンたこ焼きなどの激辛フードもありますが、喉への負担を考えるなら避けたいところです。
飲み物
カラオケはドリンクバーを利用できるところも多く、気軽にいろいろな飲み物を楽しめるのが嬉しいですよね。
ですがその飲み物が喉のダメージの原因となっていることも多いです。水分補給や喉の保湿のために飲み物は大切ですが、喉のことを考えた選び方をしましょう。
- 烏龍茶
- コーヒー
- 柑橘系
- アルコール
性別年齢を問わずよく選ばれる飲み物に烏龍茶やコーヒーがありますが、これらに含まれるカフェインは喉を乾燥させる原因になります。喉が渇いたときにこれらを飲むとかえって喉が乾燥してしまう原因に。
口の中をさっぱりさせてくれる炭酸飲料には砂糖がたっぷり入っており、甘すぎるものは喉を乾燥させてしまいます。
柑橘系の飲み物は喉の粘膜には刺激が強く、とくにダメージを負っている状態で柑橘系の飲み物を飲むことで余計に喉が痛くなってしまうかもしれません。
さらに、飲み会の二次会でカラオケに行ったり、カラオケでまず最初にアルコールを注文したりする習慣がある方も多いですよね。
アルコールは気分を盛り上げてくれる飲み物ですが、喉を傷めずに気持ちよく歌うには不向きです。アルコールは口の中だけでなく喉の粘膜も乾燥させてしまい、炎症にもつながります。カラオケではお酒はできるだけ控えるようにしましょう。
カラオケで歌を上手く歌うためには、食べ物や飲み物は重要なアイテムです。詳しくは下記もあわせてチェックしてくださいね。
喉を痛める行為を知っておこう
喉を傷めてしまう普段のちょっとした行動について紹介しました。カラオケに行く前やカラオケに行ったときにはこれらの行動に注意してくださいね。
喉にダメージがある状態で歌うと、余計に喉を傷めてしまいます。ケアするのに何日もかかったり、歌うだけでなく普段の話し声にも悪影響が及んだりしますので、違和感があるときはくれぐれも無理をしないようにしましょう。
喉に炎症や痛みがあるとき、喉にダメージを与えてしまったと思った日は、早めに喉をケアすることも大切です。
水分補給をして喉を潤す、マスクをして喉の乾燥を防ぐといった基本的なケアから、アルコールや刺激の強い飲み物、食べ物の摂取を控える、喉をケアするスプレーなどを日常的に取り入れることもおすすめです。
早めに喉をケアすることで回復も早くなりますし、ダメージの予防にもつながります。
体調が優れないときは喉のケアだけでなく無理をせず体を休めることも大切です。カラオケで思う存分歌える日を楽しみにしながら風邪を治すことに専念しましょう。
暑い季節はキンキンに冷えた果実のドリンクを飲みがち。喉に悪影響を与える食べ物・飲み物には気をつけよう。