- 駱駝ってどんな曲?
- どんな時に聴く曲なの?
- 歌詞の意味を知りたい
「大人はバカだから」、この歌詞に込められた想いが深い。
本記事では、高橋優のファン歴10年以上の観点から、こんな内容を解決するよ!
「大人はバカだから」の歌詞に秘められた想いとは?
シンガーソングライター「高橋優」の初期を代表する一曲「駱駝」を解説します。
過激な言葉が多い歌詞の中に込められた、力強いメッセージを聴いてほしい。
「駱駝」は高橋優の原点!初期を代表する一曲
高橋優は秋田県横手市出身のシンガーソングライター、音楽活動を中心にCMやTVドラマ・映画などのメディアで活躍中!
駱駝は2009年7月8日に発売された4枚目のインディーズアルバム「僕らの平成ロックンロール」の収録曲。
6枚目のシングル「卒業」の特典DVDには、駱駝を演奏されたライブ映像が収録されています。
ライブ・セットリスト情報サービス「LiveFans」によると、駱駝のライブ演奏率は25%を誇ります。
駱駝はライブの定番曲になっているね!
駱駝は路上ライブで一番唄っていた曲だったと発言しており、東京に来る原点にもなった一曲!
優さんのメジャーデビュー前、路上で一人もっとも唄っていた曲なんだね!
「駱駝」はこんな人に聴いてほしい
駱駝は心を包み込むような優しさが溢れるメロディから始まるが、歌詞は過激な言葉が並んでいます。
- 大人はバカだから
- 常識なんてクソだから
- この街を全部ぶっ壊そうぜ
大人になって働き始めると、自分の選択肢が狭くなって、いつしか大人が決めたルールの中で生きてしまう人が多い。
あなたの少年時代を思い出してみてほしい。もっとキラキラ輝く大人になりたいと想像して、希望にあふれていたころがあったのではないでしょうか?
でも、いつしかまわりの評価や常識によって肩身が狭くなって、自分の感情を押しつぶしてしまいます。
もしあなたがこんな不安や現状を変えたいと思っているなら、ぜひ聴いてほしい!
- 大人の価値観に合わせている
- 情報のシャワーに疲れている
- 常識に縛られている
高橋優は大学時代に就職活動せず、音楽活動していました。
著書「高橋優 自伝本」より、就職活動が始まると就職することが当たり前という大学に洗脳されることが怖くて、大学にはほぼ行かなかったそうです。
ご両親には、お金をだしてもらった挙げ句、就職せず、歌うと決めたことに心配をかけてしまったと綴っています。
それでも大人が作り出した常識をぶっ壊して、自分のやりたいことを優先して突き進んだ、高橋優の強い意志が駱駝の歌詞に込められています。
優さんは「歌うから就活しない」と決めたとき、まわりから「大丈夫?」という目で見られたんだって。
この現代は「人と違うことは悪いこと」という風潮があるよね。
歌詞の意味・解釈と考察
高橋優は原点と謳っている「駱駝」とは、いったいどんな曲でしょうか?
過激な「駱駝」の歌詞に秘められた、想いを見ていこう。
1番:情報の砂に埋もれていない?
砂漠の中を行く
引用:高橋優「駱駝」
ラクダにまたがれず
靴の中を汚す
情報(information)の砂 重たいな
超情報社会を生きる私たちは、インターネットが普及した昨今、さまざまな情報を浴びながら、毎日を生きている。
駱駝では、比喩を使った表現が使われている。
- 砂漠:情報社会
- 砂:情報
- ラクダ:インターネット
砂漠は石や砂ばかりの荒れた荒野であるように、石や砂のことを「情報」とたとえて、情報に埋もれた世界を表現しているのだろう。
ラクダは人を乗せたり、多くの荷物を抱えるため、人間に使われる側の関係性。
つまり、カラカラに乾びた砂漠の中で、人間はラクダによって生かされていることを意味しています。
インターネットはいつでもどこでも楽しむことができる便利なものだけど、中には嘘の情報や誹謗中傷する情報まで、悲観的になることもあります。
ネガティブな情報のシャワーを浴び続けた者は、いつしか情報の砂に埋もれて、病んでしまうことも多くないでしょう。
情報社会を生き抜くためには、正しい情報を見極めること。ラクダに依存せず、自分で生きていく力を身につけることが大切なのではないだろうか。
インターネットは生活をより豊かにしていく手段でありたいね!
2番:大人が決めた常識に縛られていない?
なんにも要らないのに
引用:高橋優「駱駝」
全て与えられて
僕らの手に余る矛盾マナーモード
捨てたいな
大人になって働き始めると、上司や先輩の言うことを聞いて、お利口なフリをして振る舞う毎日に、疲れていませんか?
いつしか大人が決めたルールの中で生きるようになり、理解されるための建前が身に付いていく。
大人になるとは、
- 個性を出さないことなのか?
- 価値観を縛られることなのか?
- 大人が決めたレールを歩いていくことなのか?
そんな常識も世間体も、大人と呼ばれる人たちが作った矛盾マナーモード(価値観)に縛られてはいけないと、高橋優は唄います。
まわりと違うことに価値が生まれる!
ラストサビ:人生の主役はあなた
「さぁ行こう」と決めたその日から
引用:高橋優「駱駝」
常識なんてクソだから
ありったけの愛を込めて
教科書全部破こうぜ
あなたは偽って生きていませんか?
高橋優は大学の就職活動で、まわりが就職を希望する中で、歌っていくことを決めるということは、道なき道を切り開いていく覚悟を持つこと。
まわりから変な目で見られても、まわりの常識に縛られなかったのは、きっと歌に対する熱い想いがあったから。
あなたの人生の主役はいつだって自分なんだから、自分は自分らしく、自分の信念を持って歩いていきましょう!
価値観に縛られず生きる人たちは、なんだか毎日がイキイキしているね!
著書「死ぬ瞬間の5つの後悔」の中で、もっとも多い後悔の一つに「自分に正直な人生を生きればよかった」とあるんだ!
もっと自分の感情を大切にしたいね。
「駱駝」を聴いて、子どもみたいに笑おうぜ
高橋優の原点と言われる駱駝には、大人が作り出した常識をぶっ壊して、自分のやりたいことを優先して突き進んだ、高橋優の強い意志が込められています。
まわりと同じ選択を進むのか、まわりと違う困難な選択をして「やりたいこと」を進むのか、それには正解はありません。
あなたにとって悔いのない選択すれば、それが正解ではないでしょうか?
ベルギーの雑誌「老人」では、全国60歳以上を対象に「あなたが最も後悔していることは何か?」というアンケートを行いました。
なんと70%以上の人が「若い時の努力不足で出世できなかった」と後悔しており、その次に「間違った職業選択」と回答しました。
- 若い時の努力不足で出世できなかった(72%)
- 間違った職業選択(67%)
- 子どもへの教育が足りなかった(63%)
この結果から、これから先の長い人生をどう歩いていくのか、見つめ直すヒントになるかるかもしれないですね!
まわりの常識に縛られて、後悔する人生を生きているなら、今から少しずつ「やりたいこと」に変化してみてはいかがでしょうか?
駱駝を聴いて、自分の感情のままに生きていきましょう٩( ‘ω’ )و
「大人はバカだから」の歌詞には、きっと常識に縛られた大人が、常識を押し付けようとする人たちを唄っているんだね。