- カラオケで高得点を出したい
- よい声が出ない姿勢を知りたい
- 上手く歌うための姿勢を知りたい

発声練習を続けても、カラオケですぐに喉を痛めてしまうのはなんでだろう?

前屈みになったり、高音を出そうとしたりすることで、歌う姿勢が崩れて喉に負担をかけているかもしれないね。
いとも簡単にできる!上手く歌う姿勢の秘密を徹底解剖!
カラオケは、歌の腕前を披露しながら仲間と楽しい時間を過ごすひと時ですよね。高いスコアを目指し、素晴らしいパフォーマンスを実現するには、姿勢に気を配ることがとても重要です。
長時間歌っていると、喉が痛くなることもありますよね。その原因の一つに、不適切な姿勢があるかもしれません。
ここでは、上手に歌うための3つの「歌唱姿勢のポイント」をご紹介します。これらを意識するだけで、あなたの歌声が劇的に向上し、パフォーマンスがさらに輝くことでしょう!
驚くほど変わる!カラオケで上手く歌う「3つ」の姿勢

カラオケで歌う際には、姿勢に気を付けることが非常に重要です。
よく耳にする「背筋を伸ばして歌う」というアドバイスは、実に効果的です。直立した姿勢を保つことで、次のようなメリットが得られます。
- 呼吸がスムーズになる
- 声のボリュームが出る
- 長時間歌っても疲れにくくなる
美しい声を出すためには、適切な姿勢が欠かせません。そのため、一つ一つのポイントを意識しながら歌うことがとても大切です。
現役のミュージシャンたちは、正しい姿勢で歌う技術を自然と身につけていますが、これは長年の練習の積み重ねによるものです。
目指すべきは、意識しなくても自然に正しい姿勢で歌えるようになることです。ただし、間違った姿勢で歌うと、以下のようなデメリットが生じ、ボイトレを続けても効果が出にくくなってしまいます。
- 喉が痛くなる
- 声のボリュームが足りない
- 高音域が出しにくい
これらの問題に直面している方は、背中をしっかり伸ばし、胸を張ることを意識してみてください。歌唱時の姿勢を見直し、カラオケで高得点が狙える、響きのある歌声を目指しましょう!
カラオケで高得点を目指すなら、正しい姿勢で歌う習慣を身に付けること。この習慣を無意識のうちに体に染み込ませよう。
ボイトレしても上達しない3つの姿勢

毎週カラオケで同じ曲に挑戦しても、なかなか歌唱技術の向上が感じられない場合は、まず歌う時の姿勢を見直してみましょう。
適切な姿勢が保てていないと、美しい声が十分に発揮されず、聴き手に響く歌声を届けることが難しくなります。歌う際には、以下の不適切な姿勢に注意し、自分自身でチェックしてみてください。
前屈みの姿勢になっている
音程や歌詞を間違えずに読み上げようとするあまり、上半身を前に曲げてしまう人がいます。

歌詞を覚えていないため、歌詞を必死に読み上げようと前屈みになっちゃう人が多い印象です。
猫背の姿勢は、お腹を圧迫して胸の広がりを妨げ、結果的に呼吸を浅くしてしまいます。
安定した発声を実現するためには、腹式呼吸を活用しましょう。息を吐く際の安定感が抜群の腹式呼吸は、ミュージシャンたちも頻繁に用いる呼吸法で、安定した歌声を生み出す鍵となります。
さらに、頭が前に出た姿勢は、喉を狭くして声の通りを悪くするだけでなく、喉の痛みを引き起こす原因にもなります。正しい姿勢を意識して、喉や呼吸器への負担を減らしましょう。
顔を上向きにして歌っている
あなたは高い音を出そうとして、頭を上向きにして顎を突き出していませんか?
顔を上向きにして歌っている人には、次のようなデメリットがあります。
- 音量が小さくなる
- 声が高すぎる音になる
- 呼吸が浅くなるため息切れする
- 頭を後ろに倒してしまうため喉のストレスがかかる
歌唱時には、顔をリラックスさせ、頭を適度に前に傾ける姿勢を保つことが重要です。この姿勢を取ることで、発声や音量に必要な力を最大限に活用し、呼吸もスムーズに行えます。
一方で、頭を上に向けすぎると、高音を出す際に重要な「鼻腔」の共鳴が減り、結果的に喉に不必要な力が入ってしまいやすくなります。
鼻腔での共鳴ができないと、声量が不足し、高い音を出すのが難しくなります。以下のステップを参考に、鼻腔共鳴がしっかりできているかをチェックしてみましょう!
まずは口を閉じ、リラックスした状態で「んー」というハミングをします。強く声を出す必要はありません。自然な音量で、音が鼻の奥に響いている感覚を意識してください。
このステップでは、鼻腔共鳴を確認するための基本的な音を作ります。
ハミングを続けながら、鼻の付け根や鼻先に指を軽く当ててみてください。触れるのは優しく、振動を感じやすいようにしましょう。
このとき、鼻周辺で小刻みな振動が伝われば、正しく鼻腔が共鳴している可能性があります。
鼻に触れた際に振動を感じられるなら、それは鼻腔共鳴がしっかりと働いている証拠です。この振動は、声が鼻腔を通って共鳴している状態を示します。
もし振動が感じられない場合は、口や喉に力が入りすぎていないか、声の出し方を見直してみましょう。
マイクを口に対して斜めに歌っている
カラオケで歌うときは、マイクを口に対して斜めに構えていませんか?
マイクを口に対して斜めに歌っている人には、次のようなデメリットがあります。
- 歌声と呼吸音がバランスを取れず、音量のバランスが悪くなる
- 発声にストレスがかかり、歌声が不安定になる
- 歌声に歪みが生じ、音質が劣化する
カラオケで歌唱する際は、マイクを正面に向ける自然な姿勢を保つことが重要です。音量のバランス、発声、音質が最適化され、収録やライブパフォーマンスでのトラブルが減ります。
マイクを正面から構えないと、音を均等に拾えず、結果として不均一で不安定な歌声になりがちです。
また、マイクの持ち方はカラオケの採点にも大きく影響します。マイクを真っ直ぐ持つことで、音を正面からしっかりと拾い、あなたの歌声をクリアに録音できます。
歌唱テクニックより、悪い姿勢を改善することから始めよう。
プロがやっている良い歌声が出る姿勢

良い声を出すためには、正しい姿勢で歌うことが欠かせません。
適切な姿勢を保つことで、声のボリュームが増し、高音もスムーズに出せるようになります。ぜひ、この方法を実践して、響きのある歌声を手に入れてみてください!
まっすぐの姿勢になっている
カラオケでの歌唱においては、息がスムーズに通るように、腰から頭までが直線的に並ぶ姿勢が理想的です。
自分の体がまっすぐに立っているかどうか不確かな場合は、立った状態で背後に壁を利用しましょう。体の後ろ側が壁にしっかりと接していれば、それがまっすぐな姿勢の証です。
まっすぐな姿勢が取れていない場合は、以下のポイントを一つずつ意識して、姿勢を整えましょう。
項目 | ポイント |
---|---|
足の位置 | 肩幅くらいにスタンスをとり、地面にしっかり足をつけましょう。 |
膝の柔らかさ | ひざを少し曲げてリラックスさせ、硬くならないように意識します。 |
背筋の伸び | 背中をすっと伸ばして、首と背骨を一直線に保ちましょう。 |
肩のリラックス | 肩の力を抜いて軽く下げ、やわらかい状態をキープします。 |
深い呼吸 | おなかから深く息を吸い、腹式呼吸を意識しましょう。 |
頭の位置 | 頭はまっすぐか、わずかに上向きにキープして視界を確保します。 |
表情のリラックス | 顔の表情をゆるめてやさしい雰囲気をつくり、歌に感情を込めましょう。 |
顎を引いて喉が開いている
頭が普段より後ろの位置になるように顎を引いて、顎は定位置をキープさせましょう。
顎を引いて歌うことには、次のようなメリットがあります。
- 声量を増やせる
- 歌声の響きが良くなる
- 歌声に深みや個性を与えることができる
歌唱時に顎を適度に引くことは、肺からの息の流れをスムーズにし、気管を開くのに役立ちます。これにより、息の通り道が確保され、自然で滑らかな声を出すことができます。
ただし、顎を引きすぎると、歌声が硬くなったり、声帯に余計なストレスがかかってしまい、呼吸がしにくくなることがあります。
歌う際は、顎を自然な位置に保つことを意識しましょう。これによって、歌声の響きやトーンを安定させ、歌唱力をさらに高めることができます。
口に対してマイクをまっすぐに構える
カラオケでの歌唱では、最良の音質を実現するために、マイクを口の真正面に配置することが肝心です。マイクが正面から音を拾うことで、歌声がクリアに録音されます。
マイクの持ち方は、以下の手順に従って行ってください。マイクを適切に配置することで、声のこもりや不要な反響を防ぎ、はっきりとした音声を拾うことができます。
マイクを安定させるためにしっかり握ることは重要ですが、力みすぎないように注意してください。握りが緩いとマイクがぐらつき、逆に強すぎると手の緊張が声に悪影響を及ぼします。
マイクは口元に近づけつつ、直接触れないようにしましょう。口から数センチメートルほど離すことで、音質を損なわずにクリアな声を録音・集音できます。
マイクを少し傾けるように持つことで、息が直接当たるのを防ぎ、ポップノイズ(「パ」「バ」など破裂音の強調)を減らせます。
歌っている間はマイクの位置や角度を大きく変えないように心がけましょう。一定のポジションを保つことで、声量を安定させ、聞き取りやすい歌声を提供できます。
正しいマイクの使い方を身につけて、よりクリアな歌声を届けましょう!
姿勢が変われば歌声も変わる

カラオケで上手に歌うためには、「正しい姿勢」が重要であることが明らかです。正しい姿勢を意識することで、歌声に顕著な変化が見られるでしょう。
技巧的な歌い方を練習しても、姿勢が正しくなければ、声のボリューム不足や息切れなどの問題が生じ、理想的な歌声を出すことが困難になります。
猫背は、以下のような日常の悪い習慣から生じることがあります。
- 足を組む習慣
- 座るときに骨盤が後ろに傾く
- パソコンやスマートフォンを使う際に前傾姿勢になる
これらの悪い癖のどれかに当てはまる場合、簡単に直すのは難しいかもしれません。しかし、背筋をまっすぐに伸ばすことを意識して、今日から悪い姿勢を改善するための習慣を取り入れてみましょう。
猫背の改善は歌声が変わるだけではなく、痩せやすい身体になったり、腰や肩に負担が減ったりするため、腰痛・肩こりの解消にもつながります。

猫背を治すと良いこと尽くしだね!

姿勢が良いと若々しく見えるよね!
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主要なボイトレ教室では、30~45分間の無料体験レッスンを提供しており、プロの講師があなたの歌う姿勢をチェックしてくれます。
おすすめのボイトレ教室については、下記の記事にて詳細をまとめています。プロの目で確かめたい場合は、近くの教室を探して、無料体験レッスンを試してみると良いでしょう!

カラオケで歌うときは「歌う前に正しい姿勢になっているか?」を意識して高得点を目指しましょう!

ボイトレ教室のレッスンでは、発声練習する前に歌う姿勢をチェックするほど、歌う姿勢は重要!